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Visual Studio.NET 7 ベータ2 を無料で入手せよ

更新履歴:2001.11.1 「2.雑誌のおまけ」の末尾にサンプルCDが付録でついているC Magazine11月号の紹介を追加しました。

 

Visual Studio.NET 7(ビジュアル スタディオ ドットネット7)とは現在のVisual Studio 6 の後継バージョンで、含まれている主なものをあげると次のようになります。

・Visual Basic.NET 7   

    Visual Basic 6.0の後継バージョン。

・Visual C++.NET 7     

    Visual C++ 6.0の後継バージョン

・Visual C#

    Microsoft社が生み出した最新鋭の言語とその開発環境。

・Visio

    MicrosoftのOfficeシリーズの鬼っ子。図形作成ソフト。ソフトウェアのモデリングもできる。

    今回は英語版が付属するが、製品版では日本語版Visio 2002が付属する予定という。

・.NET Framework

・その他ツール・ドキュメント類

 

 

この豪華な内容が無料、もしくは超安価で手に入ります。

多分、製品版は定価で20万円くらいするでしょう。だから、これはぜひ手に入れるべきです。

ここではVisual Studio.NET 7 ベータ2 日本語版を入手する4つの方法を説明します。

 

1.ダウンロード

MSDN Universal Subscriptionの会員は次のURLからダウンロードできます。

http://www.microsoft.com/japan/developer/dn_info/resources/subdownload.htm

 

2.雑誌のおまけ

私の知っている限りでは以下の雑誌の付録についてきます。

・C Magazine 10月号    9月18日発売    DVD-ROM

・日経ソフトウェア 11月号    9月22日発売    DVD-ROM

・Visual Basic Magazine 11月号 10月3日発売 DVD-ROM

C MagazineはC言語を中心にC++,JAVAなど幅広い言語・技術を興味深く解説しています。かつてはDirectXの特集でVBの解説が掲載されたこともあります。日経ソフトウェアは万人に受け入れやすいような工夫が随所に施されていてとても読みやすいです。現在、VB、C#、Delphiなどの連載があります。Visual Basic Magazineはその名のとおりVBを中心とする雑誌で初心者向けの記事も若干ありますが、主に、初級から中級者、データベースを中心に解説しているようです。11月号ではVB.NETの特別企画もありますので、これを機会に買ってみるのもよいのではないでしょうか。

Visual Studio.NETに関してはVisual Basic Magazineが一番充実していました。DVDをお持ちでない方もご覧になってはいかがかと思います。

また、C Magazine 11月号にはVB7の役に立つサンプルを多数含んだマイクロソフト社発行のサンプル集がCD-ROMで収録されています。基本的なサンプルからテトリスなどのゲーム、データベース、ウェブ関係などのサンプルもあったと思いますのでまだサンプル集を手に入れられてない方にはおすすめです。

 

3.フルフィルメントサービス

インターネットまたはFAXで送ってもらうことができます。

この場合はCD-ROMかDVD-ROMか選択することができます。

ただしこの場合は実費負担で3150円必要です。

インターネットで申し込むには次のURLにアクセスしてください。

https://web.msj.co.jp/shop/vs_net/inpchk.asp

FAXで申し込む人場合は次のURLを参照してください。

http://www.microsoft.com/japan/developer/vstudio/nextgen/beta.asp

また、このフルフィルメントサービスについての説明も次のURLを参照して下さい。

http://www.microsoft.com/japan/developer/vstudio/nextgen/beta.asp

(このURLはFAXで申し込む場合と同じURLです。)

 

4.自動的に送ってもらう

Visual Studio.NET ベータ1をフルフィルメントサービスで入手した場合にはベータ2が自動的に送られてくるそうです。

また、MSDN Universal Subscriptionの会員にはMSDN 9月号で送られてきます。

これらの場合はCD-ROMで送られてくるようです。

 

これらをまとめると、最良の入手方法は以下のようになります。

MSDN Universal Subscriptionの会員 → MSDN 9月号で送られてきます。

DVD-ROMドライブを持っている人 → 雑誌の付録として入手する。

その他の人 → フルフィルメントサービスでインターネットから申し込む。高校生以下の人は親にクレジットカード番号などを聞けばよいでしょう。

 

 

ちなみに、CDだと多分5枚組になるでしょう。

インストールに必要な環境

CPU    最低450MHz、推奨600MHz以上

メモリ    最低96MB

HD空き容量    システムドライブに500MB、その他2.5GB

OS    Windows NT 4.0, Windows2000, Windows Whistler(ベータ2),Windows XP(RC1)

 

OSで、Windows98SEとWindows MEが切り捨てられているのは残念です。ベータ1のときはOKだったと思うのですが・・・。製品版ではWindows98SEとWindows MEもサポートされるだろうと期待しています。

私のWindows2000, CPU500MHzのマシンはベータ1のときはちょっと動作が鈍く感じられましたが、ベータ2では快適に動いています。

OSはWindows 2000をお勧めします。

私のマシンはCD-ROMドライブが調子悪いのでインストールに苦労しました。インストール途中にとまってしまってあせりましたがなんとかインストールすることができました(1回キャンセルして、続行を指示した)。

それでは、みなさんもVisual Studio.NETで大いに楽しんでください!